Quest ユーザー御用達の居場所のこれから

2023年6月29日木曜日

Opinion VR VR SNS VRChat



 

時の流れで姿を消す場所があるけども、人間は自然にその居場所を過去のモノへと忘れ去る。2023年6月30日、Quest ユーザー御用達の居場所が閉鎖され、4年の月日に幕を閉じました。

今回、いち VRChatter として、これからの Quest ユーザー御用達の居場所について考えていこうと思います。


なぜ、Quest ユーザー御用達の居場所が閉鎖されるのか



まず、Quest ユーザー御用達の居場所はどこのワールドを指しているかですが、Quest ユーザーの日本在住、日本出身者であれば、誰もが知る VRChat のワールドです。
そんな VRChat のワールドが2023年6月30日をもって、閉鎖されます。

ではなぜ、そのワールドが閉鎖されるのでしょうか?
VRChat のワールドは、VRChat にワールドをアップロードした『ワールド作成者』によって維持・管理され、ワールド閉鎖もワールド作成者自身がワールド閉鎖の有無を判断できます。

ワールド作成者は、表ではあまり顔を出せないですが、VRChat に於ける縁の下の力持ち』なんです。つまり、ワールド作成者は、VRChat で活躍する VTuber 以上に責任が重たく、精神から来るストレスがワールド作成者に降り注ぎやすいです。
具体的には、ワールドをアップロードしたのはいいものの、ワールドに訪れる VRChatter が『○○から○○にしてほしい』『○○は必要ないから、消してほしい』『ワールドが重たく、行きづらい』などの VRChatter からの注文がワールド作成者に向けて発せられ、それが精神から来るストレスの原因になり、場合によっては、ワールド作成者が感情的にワールド閉鎖を決断してしまう背景があるのです。

実はというと、ワールド作成者は、VTuber や VRアイドルなどの表向きの立役者以上に大変な苦労を歩まなければならないのです。


ワールド閉鎖で居場所が失っても、他の場所でカバーすることが VRChatter に求められる要素に


実は、これまでにワールド閉鎖となった VRChat のワールドがこれまでに何度もありました。しかし、かなり大きな知名度を誇る VRChat のワールドが閉鎖となったのは、投稿者の経験からすると、100件のうちの5件に過ぎない感覚です。

ただ、ここで心配されるのは、そのワールドに生息していた、常連の VRChatter たちです。
個々の VRChatter の選択によって変わりますが、VRChat のワールドが閉鎖されることを知り、別の VRChat のワールドに移住するか、そのまま VRChat から身を引くかの2つに絞られます。

現実、VRChat は古参の VRChatter が居る一方、2022年や2023年から VRChat をやりはじめた VRChatter も少なくありません。そのため VRChat を含んだメタバースの特徴として、メタバースに長く居るモノがおれば、新たに入ってくるモノが居る、時代の流れが急速に流れ続ける文化であり、それを何とかしてでも追い続けなければ、メタバースを長く、純粋に楽しむための要素であることは、確かな真実です。

これから、メタバースが一気に一般化する流れが必ず来ます。ただ、上記のこのような現実があることを予め把握し、 現役の VRChatter の最新投稿(1日前から1ヶ月以内の最新投稿が有効)を読んだ上でどのようなメタバースに入るかを決めてから、メタバースに入ることを本気でお勧めします。 


そのうち、Quest ユーザーにオススメの VRChat のワールドをご紹介します(次回予告)


今回、Quest ユーザー御用達の居場所のこれからについて語りましたが、VRChat はワールド作成者によって、VRChat のワールドが維持・管理され、ワールド作成者自身がワールド閉鎖の有無を判断できます。

もし、VRChat のワールドが閉鎖されると知ったら、別の VRChat のワールドに移住するか、そのまま VRChat から身を引くかの選択が大きく絞られます。しかし、この選択をするのは、投稿者を含む全ての VRChatter です。そのまま居続けてもよし、そのまま身を引くのも自由だからです。でも、その選択には、自己責任が付いてくることをよく頭の中に叩き込む必要があります。

今後、Quest ユーザーが増加すると考えられるため、次回は、現役 VRChatter が語る『Quest ユーザーにオススメの VRCaht のワールド』をご報告できたらと思います。

さいごに、4年間、Quest ユーザーのためにそのワールドを維持・管理してくれたワールド制作者に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
これから、ワールド作成者から身を引くと思いますが、これからも VRChat の今を追いながら、暖かく見守っていただければと存じます。

本当にありがとう。この VRCaht のワールドに来て、本当に心から『よかった』と言えます。ありがとう。VRChat のワールド。。。

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