VRChat で必要なグラボとは? #PCVR #VRChat #Metaverse #NVIDIA #AMD #GPU

2022年6月29日水曜日

Graphics board PC report VR VR SNS VRChat

 



こんにちは。
VRChat で遊んでいると時々、PCVR で VRChat をプレイする時のグラボの話が出てきます。

しかし、グラボと言っても、どのグラボを使用すれば良いのか。なかなか情報を見つけ出すのが至難の業です。

今回はそんな、PCVR で必要なグラボを中心に話を進めていこうと思います。


PCVR をするのであれば、グラボは必須



もし読者の中で PCVR に必要なグラボをお探しかと思います。
基本、PCVR(=SteamVR , Oculus Link)をするのであれば、グラボ(=グラフィックボードやビデオカード、GPUとも言う)が必須です。

しかし、どのグラボをすれば快適かどうかは、はっきり言って、人(=アバター)の捉え方によって、賛否両論なのが現実です。

ただ、ネット上に投稿されている『公開情報(SNSなどに投稿されている情報)』を元に PCVR で VRChat の世界に入っている方々がどのグラボを使用しているのか。実際に調べてみました。



PCVR で VRChat の世界に入っている方々がどのグラボを使用しているの?【調査/結果】



実際のところ、PCVR で VRChat の世界に入っている方々がどのグラボを使用しているかというと、下記の調査結果が浮かび上がりました。


NVIDIA


・GTX 1060
・GTX 1070
・GTX 1070 Ti
・GTX 1080
・GTX 1080 Ti
・GTX 1650 スーパー
・GTX 1660
・GTX 1660 スーパー
・GTX 1660 Ti

・RTX 2060
・RTX 2060 スーパー
・RTX 2070
・RTX 2070 スーパー
・RTX 2080

・RTX 3060
・RTX 3060 Ti
・RTX 3070
・RTX 3070 Ti
・RTX 3080
・RTX 3090


AMD


・Radeon RX 480
・Radeon RX 580

・Radeon RX 5500
・Radeon RX 5500 XT
・Radeon RX 5700 XT
・Radeon RX 6700 XT
・Radeon RX 6750 XT
・Radeon RX 6800
・Radeon RX 6900 XT
・Radeon RX 6950 XT



PCVR を楽しむのであれば、どこからが最低ライン?



これらの公開情報から見た結果として、下記のグラボから使い始めていることが判明しました。


NVIDIA


・GTX 1060 から
・GTX 1650 スーパーから
・RTX 2060 から
・RTX 3060 から


AMD


・Radeon RX 480 とRX 580から
・Radeon RX 5500 から
・Radeon RX 6700 XT から



こうしてみると、NVIDIA のグラボであれば、GTX 1060 からはじまり、AMD Radeon のグラボであれば、Radeon RX 480 とRX 580からはじまっています。

これには、SteamVR のスペック要件と Oculus Link のスペック要件が深く関係しています。


SteamVR をうごかすには、最低スペック要件として、NVIDIA のグラボが GTX 970 から。AMD Radeon のグラボが Radeon R9 290 からとなっており、推奨スペック要件は、NVIDIA のグラボが GTX 1060 から。AMD Radeon のグラボが Radeon RX 480 からとなっていることから、完全に公開情報と一致します。


Oculus Link だと、スペック要件は、NVIDIA だと、GTX 1060 6GBから。AMD Radeon だと、AMD Radeon RX 400 シリーズからとなっており、これも公開情報と一致します。


しかし、Oculus Link にサポートされないグラボが存在しており、NVIDIA は、Taitan Z,GTX 1060 3GBモデル,GTX 1060M,GTX 1650 。AMD Radeon は、AMD 200 シリーズとAMD 300 シリーズが Oculus Link にサポートされていません。

となれば、PCVR VRChat でプレイするのであれば、最低でも、NVIDIA は、GTX 1060 6GBモデルから。AMD Radeon は、Radeon RX 480 とRX 580からであれば、OK となります。


実際に買うことができるグラボは?【調査/結果】



ここからは、2022年6月下旬現在の価格ドットコムから購入できるグラボで、PCVR ができるグラボを調査してみます。

調査条件は、グラフィックボードのメモリが VRAM 6GBからはじまるモノ とします。

実際に調べてみると、下記の結果となりました。


NVIDIA


・GTX 1660 6GB
・GTX 1660 Super 6GB
・GTX 1660 Ti 6GB

・RTX 2060 6GB
・RTX 3050 6GB
・RTX 3050 8GB
・RTX 3060 Ti 8GB
・RTX 3070 8GB
・RTX 3070 Ti 8GB
・RTX 3080 10GB
・RTX 2060 12GB
・RTX 3060 12GB
・RTX 3080 12GB
・RTX 3080 Ti 12GB
・RTX 3090 24GB
・RTX 3090 Ti 24GB


AMD


・Radeon RX 580 8GB

・Radeon RX 5700 XT 8GB
・Radeon RX 6600 8GB
・Radeon RX 6600 XT 8GB
・Radeon RX 6650 XT 8GB
・Radeon RX 6700 XT 12GB
・Radeon RX 6750 XT 12GB
・Radeon RX 6800 16GB
・Radeon RX 6800 XT 16GB
・Radeon RX 6900 XT 16GB
・Radeon RX 6950 XT 16GB


そして、2022年6月下旬現在の各グラボの最安値は、下記のとおり。


NVIDIA


・GTX シリーズ:税込み 29,700円~
・RTX 2000番台:税込み 39,800円~
・RTX 3000番台:税込み 37,800円~


AMD


・Radeon RX 500 シリーズ:税込み 27,500円~
・Radeon RX 5000 シリーズ:税込み 68,120円~
・Radeon RX 6000 シリーズ:税込み 41,800円~


最安値から見て、最もコストパフォーマンスが高いのは、NVIDIA GeForce RTX 3000番台と AMD Radeon RX 6000 シリーズであり、これからPCVRをはじめるのであれば、新しいグラボの方を選ぶと無難です。

しかし、より価格を抑えて PCVR をやりたいのであれば、NVIDIA GeForce RTX 1660 からと AMD Radeon RX 500 シリーズからの方がおさいふに優しいです。


まとめ




今回は、VRChat で必要なグラボとは? を考えながら、主に PCVR をする場合で考えてみました。実際のところ、どのグラボをすればいいのかのマストな答えは、なかなかネット上に転がっておらず、どうしても情報にたどり着けないのが現実です。


しかし、実際に独自調査した結果、様々なグラボが出てきたので、今回の調査結果を参考にグラボをさがしてみると良いかもしれません。

ただ、グラボの需要は、ゲームの他に仮想通貨マイニングの需要があることから、常にグラボの奪い合いですけども、日々、グラボの需要を確認しながら、好きなタイミングでグラボを買えば、特に問題がないかと思います。




PCVR で VRChat をプレイするのはカンタンですけども、PCVR を快適にプレイするまでの段取りは、実に苦労の山ですし、頭の思考回路が回りにくい世界です。


今回の調査でよく分かりましたし、しっかり腑に落ちました。

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました🥳✨


Translate

Search

QooQ